【実録】りらくるで実際に働いてみたぞ~トレーニングから契約そして出勤。報酬は?一緒に働く人の人柄は?やばい?裏話多数(後編)&追伸~

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リラクゼーション大手の『りらくる』で働いてみた。トレーニングの仕組みや契約から報酬や一緒に働く人の人柄、いい話ややばい話しも経験したことを包み隠さず紹介します。おいしいバイトに成りうるのか、楽しく働けるのか、本業としてはどうか、副業としてはどうか、などの判断材料になると幸いです。後編はいよいよ実際に働きます。

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〇〇〇店に初出勤

ドキドキワクワクしながら初出勤です。入口もよくわからずお客さんが入る正面入口から入ると店舗のスタッフ(セラピスト)が近づいてくる。「今日初出勤なんですけど・・・」というと裏口を案内されそこから入りなおす。バックヤードに通されそこで待っているスタッフに挨拶をする。するとスタッフの一人が一通り案内してくれた。私はヤバそうな話しをトレーニングセンターで結構聞いていたので、舐めれれないように堂々と振舞った笑。感じ悪くならないように当然敬語は使いますし、ハキハキ喋りますが卑屈にならないように気を付けました。その甲斐あってか、攻撃的に来るスタッフはいませんでした。一安心しいよいよ仕事開始です。

業務開始(初仕事)

源氏名に慣れない

店のレジ付近でお客様を待っていると、「〇〇さん、○○さん」「ねぇ、〇〇さん」とスタッフが誰かを何度も呼んでいる。と思ったら、私のことを呼んでいました。そうだ、源氏名をつけたんだった。本部からはスタッフに対しても源氏名しか通知していないのだ。だから他のスタッフは私の本当の名前を知らない。当然スタッフも源氏名で私を呼びます。私も電話などでは自分のことを「〇〇です」と源氏名で呼ぶ。呼ばれるのも、自分でそう呼ぶのも慣れるまでは照れ臭かったですね。

初施術で少しズル

当然初めての出勤なので私を指名する人なんているわけないのですが、実は初の施術は指名客だったんです。なぜなら私が行きつけのスナックのチーママを呼んでいたからです。他のスタッフはなんでいきなり指名入るんだって顔してましたね。そして滞りなくサービスを終えました。このときに知り合いだから5分くらい長くやってあげようと思ってある細工をしたんです。

当時は施術の時間と前準備・片付けの時間10分を予約表に書いて時間管理していました。それを見ながら次の予約をどこに入れるかを皆んなが把握可能にしています。私はその準備時間を5分長く書いて、その分知り合いに長くサービスしてやったんです。そうしたらちゃんと見ているスタッフがいて、準備時間合わせてねと指摘されちゃいました。この指摘は皆んなが管理しづらくなるので仕方がないです。素直に「すいません〜」と謝りました。最初からあまり変なことしちゃいけませんね。反省。

時間管理は安定したサービスをしていく上でのキモなので気をつけましょう。

協働の付随業務でイヤミな性格ブスに遭遇

私は開店業務が終わった後に出勤し、閉店業務の前には退勤するシフトでした。なので協働で行う付随業務で私がやれそうなものは加湿器の水交換、タオルや貸し出し衣類の洗濯、洗濯物干し、トイレ掃除くらいが主なものでした。時間が空いたので洗濯をしようと洗濯機置き場に行くと、トレーニングセンターにあった洗濯機と全く違う機種でした。操作がわかりづらかったので近くにいた女性スタッフに「すいません、使い方教えていただけますか?」と声をかけました。

するとその女性スタッフはあからさまに不機嫌な顔をして「家で洗濯したことないんですか?」といきなり攻撃モード笑。私は「そんなこと聞きたい?そうだね。洗濯なんて一度もしたことないね。」と半分冗談で返答し、教わりました。内心「おー、出た出た。こういう奴がたくさんいるのか!この性格ブスがっ」と思っていました…

この女性セラピストはこの店舗に勤務している人の中では若めです。40代前半かなという感じ。どんより暗い顔していて見た目も性格もあまりよくない感じに私は見えました。だけど男性客に密着しながら施術している感じで、そういう作戦で客を取ってるんだなとわかりました。生きていくのはなかなか大変なのです。性格ブスになるのも仕方がないのか、性格ブスだから苦労しているのか微妙ですね。

バックヤードでの団欒

対応がなにもないときはバックヤードで休憩します。数人のスタッフがバックヤードにいたので自己紹介したり、店の作法を聞いたりしながら交流を深めるよう努めました。私は物おじせず話しをする方なので、割とすぐに溶け込めたと思っていました。

するとこの店舗でわりと偉そうにしている先輩が聞いてきました。「いきなり指名ってすごいね。どうしたの?」と。私は「指名が増えると単価も早く上がるから、お願いしておいたんですよ。指名しろって。」と言うと、「そういうのは本部が禁止してるからチクっちゃうぞ」と先輩が言ってきました。この皆んながいる場面でこの発言に対してどう答えようかな…

私は楽しくやりたいですが、舐められると何かと面倒なので、言うことははっきり言おう、そして少し恐そうなキャラ作りを決めていたので、冗談ぽくも強い口調で「私の知り合いに何を頼もうが関係ないでしょ?わけわからんこと言わないでくださいね」と言い放ち、キャラをみんなに知らしめました。みんな業務委託で来ている人たちです。『りらくる』は自分の会社でもありませんし上下関係もありません。バイトのように仲間を育てる気はないと思った方がいいです。

と若干強めの発言をしましたが、基本は明るく元気で楽しいオジサンスタイルです。次の日には柿をみんなの分用意して差し入れました。おばちゃんスタッフたちは大喜びでしたね。古典的でも仲良くなるのに差入は超有効です

初日は無事終了

こんな感じで初日は無事に終了しました。

17:30から23:30の6時間勤務で一時間コースを3人に施術。5千円弱の報酬です。時給換算1000円未満。まぁ暇だとこんなもんか。ぎゅうぎゅうに詰め込まれたとしても6時間の勤務だと、皆が一時間コースを選んだとしたら5人が限界です。前準備と後片付けで10分は取られるから。すると6時間勤務だと8000円弱が最大報酬になります(私のようにたまにしかシフトに入らない貢献度の低いスタッフの場合)。

その後の勤務あれこれ

結局私は数ヶ月だけ働きました。コロナ禍で出勤の人数制限が出て、私のようなたまにしか入らないセラピストはシフトに入りづらくなってしまったのです。お店としては毎月がっつりと入ってくれるセラピスト、本業として働くセラピストを守らなくてはなりませんからね。

祝・初指名!

あるとき、私が出勤すると予約を管理するホワイトボードに指名予約が入っていました!私の知り合いではなく本当の指名です。私は自分の名刺を作り勤務予定の曜日を記載し施術した客に渡していましたが、こんなに早く指名がもらえるとは思いませんでした。手応えがあった客を想像しましたがわかりませんでした。

時間になり指名してくれた男性客が来ましたが私は覚えていないほど印象に残らない客でした笑。施術しながら指名をめっちゃ喜び、参考までにどうして指名してくれたのか聞きました。その人曰く、足への圧の掛け方が最高だったとのこと。私は初心者でしたが、相性ってあるんだなぁと感じました。それ以来彼は毎週来てくれました。こういうの嬉しいですね。

臭すぎる客

酔っている方は血流がよくなりすぎて酩酊状態になることがあるため、施術をお断りすることになっています。新規で来店したそのお客さんは明らかに酔っているが大丈夫だと入口で豪語している。風貌がチンピラのような派手なファッションでイカつい顔した60代手前くらいのその男性の扱いに女性スタッフが困っていました。順番的には私ではないのに女性スタッフたちのたすけてという目線に私は『どうぞ』とその客の施術を買って出たのでした。

いざ施術始めると、このお客さんがめちゃくちゃ臭い。まずアルコールの匂い。そして焼肉を食べてきたと言っていたのでそれらの混ざった臭い、特にニンニクがきつい。さらになんとも言えない体臭。これらが混じってマスク越しでも耐えられない臭いを発していました。しかも体は凝りがすごくてカチカチ。全く指が入らない。トレーニングセンターでは施術で肘は使わないように教わりましたが、こんなわがままで臭い奴のために指を痛めたくないので肘で施術しました。時間の60分が経つと彼は言いました。「ほんと気持ちよかった。空いてたら延長したいんだけどできる?」と。私はもう臭いに耐えられなかったので後ろに予約はありませんでしたが「すみません、もうびっしり埋まってました…」と丁重にお断りしました笑。

またその後、バックヤードで口うるさい先輩が「最近はトレーニングセンターで肘使うように教わるの?」と聞いてきました。それに対しては「肘は使うなと教わりますよ。だけどあの客のために指痛めたくないですよね?」と言うと、素直に「確かに」と同意しました。その客ともめているときに全く出てこなかったからか?笑

ちなみに彼が偉そうに何かを言ってくることはそれ以来一切なくなりました。

カップルご来店

20代前半のカップルが指名なしで来店しました。セラピストは指名を除き順番に施術を担当します。次は私と女性スタッフが施術する番でしたので二人でそのカップルに対応します。カップルの女性の方が私のところに来たので対応しました。施術が終わり帰られた後に先輩スタッフたちがカップルが来た場合は基本は男性スタッフは男性に、女性スタッフは女性を対応するからと教えてくれました。なるほど、ちゃんとしてるなと思いましたね。

だけどそんなことみんなの前で言われたら私が女性を選んだみたいじゃないかーと少し不満でした。「なるほどですね。女性客が私のところに来たからそのまま対応しちゃいましたね」と正しく状況をお伝えさけていただきました。伝えることは大事だと私は思っています。

大胆な女性客!?

50代くらいの女性でした。お話しながら背面をもみほぐし、仰向けに体勢を変えてもらったあたりで「本当はねここを押してもらえると凝りが一気にほぐれるのよ。たまけどみんな遠慮して押してくれないのよ」と胸の上の辺りを指差すんです。心の中で遠慮しているわけじゃないだろうと思っていると「大丈夫だから押してくれない?」と頼んできました。私は「嫌でなければ」と言ってできるだけ胸にかからないあたりを淡々と押してやりました。考えすぎだとは思いますが、なんかセクシーゾーンを触らせてあげた気になってそうで嫌でしたね。

いつどんなイチャモンをつけられるかわからないので、際どいところは触らないが安全です。

整体師が上手なわけではない?

りらくるは色んな人が働いています。普段は自分で整体院をやっている人なんかもバイト感覚で来たりしています。だけどそういう人は技術や知識はあるでしょうが、リラクゼーションとしてのサービスも上手かというとそうとは言い切れないようです。独自の施術をやりすぎる傾向があるように見えました。

実際にあるお客様が「ここの店舗はみんな上手で気持ちいいんだよな。一人を除いて」と言うのです。私は誰がダメなのか聞くとその整体師でした。強くて忙しない感じで全然リラックスできないと言っていました。

ちゃんと対話して、お客さまに合ったサービスを提供しないといけませんよね。

トレーニングセンターの同期たち

同時期にトレーニングセンターで一緒にトレーニングした同期たちとは店舗が別になったとしても情報交換や愚痴を言い合ったりと連絡を取り合うことがあります。トレーニングセンターの同期から聞いた話しも少し紹介します。同期はいいもんですね。

客がいるのに20分位ずっと怒鳴られた

彼は優しそうな雰囲気の男性で、少しおどおどした感じに見える同期だ。彼が勤務することになった店舗にはリーダー的なベテランスタッフがいる。彼はそいつにちょっとしたミスで20分ずっと怒鳴られたらしい。近くでお客さんが施術を受けていてもお構いなし。他のセラピストも口出しできないようでとで雰囲気の悪い店舗だということです。

みんなりらくると業務委託契約をしている立場。上下関係はない。店長などもいない。だからこそ、おかしなスタッフがいると引きずられがちになるので、どんなやつが働いているかは今後うまく働いていけるかの大きな要素になるだろう。

同期が語った最低なスタッフ(わがまま放題ですきに客を選ぶ)

別な同期に聞いてもわがままなスタッフはいるようだ。彼の話しはこうだ。

セラピストは指名以外は施術の順番待ちをしている。男性が女性か、コースの時間がどれくらいかなどは運次第のところがある。せっかく回ってきた自分の番にコースが短い客に当たると稼ぎが少なくなってしまう。そしてまた待ち行列の一番後ろにつかなくてはならない。

そのわがままなセラピストは短いコースの客に当たりそうになったら勝手に順番を入れ替えてしまうらしい。あとは可愛い女性が来たら順番を自分に変えて施術したり。聞いているだけで相当やばい奴だ。同じ店舗だったら許せない。

いい人もたくさんいるけど、まぁこんなクズがいる確率は普通の会社よりもだいぶ高いと覚悟しておいたほうがいいと思う。ダメージも少なくて済むはずだ。

最後に

働いた期間は数ヶ月であるが、私はたてもいい経験ができたなと思っている。なによりも技術を身につけることができた。この技術で家族に癒しを与えることができる。私にとってはとてもよい時間になったと思っています。

りらくるで本業として稼働すれば還元率も上がり、そこそこは稼げるだろうし、一度覚えればりらくるに頼らなくても自分の看板で勝負することもできるだろう。だから本業としてもアリだとは思う。人間的なクズは他業種よりも多そうだが、自分で店舗を選ぶことで回避もできるし。

あと、継続すると指は痛くなる。たかが一時間2000円前後の実入りで指がおかしくなるほど頑張ることはないと思う。もっと強く押してほしいと言われることもあるだろう。だけど、自分の体が一番です。無理せずにできる範囲で頑張りすぎず頑張ってほしいと思いますね。

追伸(白馬のオヤジは訪問リラクゼーションやってます)

こちらの記事参照ください。

【心と体を癒します】白馬のオヤジが訪問型リラクゼーションサービスを割安価格で提供(神奈川、東京) | 妄想王・白馬のオヤジの雑記ブログ (chukai.net)

追伸2(セラピスト不足の模様)2023年7月追記

2023年6月ごろより、過去働いていた人にカムバックキャンペーン的な電話がかかってきます。店舗の営業時間も以前と同じように24時以降まで営業し始めているため、セラピスト不足が顕著なようです。客も戻ってきているということなのでしょう。(2023年7月追記)

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