ギャンブルは勝つにせよ、負けるにせよハマるのでやるべきではない。そう筆者は考えます。その理由は・・・
勝ちを知ってしまった人の心理
短時間で大きめの勝ちを経験してしまうと、真面目に働くことがバカらしくなってしまいます。こと連勝でもしてしまうと「俺は天才かも」とか「これで食っていけるかも」など安易に思ってしまいそうです。
しかも、最近のパチンコやスロットは演出が派手でスリリングなリーチ演出からの大当たり、そこからの連チャンの激しさなど射倖心をめちゃくちゃ煽られ、出た時の快感はすごいです。
勝ったからこれでもうパチンコは辞めようと思っても、当たった時の快感は忘れられるものではない。またやりたくなります。
負けたとしても、当たったときの快感が忘れられず、やはりまたやりたくなるのです。負けたままでは終われない、次勝ったところで辞めよう。そう思っても勝ったら勝ったで、やりたくなります。
負けてばかりの人の心理
一度も連チャンしたことがないとか、まともに勝ったことがないなら、それはある意味幸せかもしれません。パチンコはつまらないものだと思えるから。時間も無駄、お金も無駄ときっとそう思えるでしょう。
だけど勝ちや激しい連チャンを一度でも知ると、やはりそれが忘れられずまたらやりたくなります。勝ったところで辞めよう。そう思ってもなかなかやめられるものではありません。
パチンコやスロット以外のギャンブルならゲーム性が低いのでハマらないのでは？
株・FXは？
株の信用取引、特にデイトレードやFXはどうでしょうか。これもギャンブルに近いものがあります。様々な指標や動きを見て取引することは、一概にギャンブルとは言わないかもしれませんが、筆者はギャンブルに近いものだと思います。
レバレッジをきかせて大きな取引を細かくすることで、さやを抜き、勝ちを積み上げられるかもしれませんが、当然狙いと逆になることも多々あるわけです。調子良く利益を積み上げられている時は、もっともっとという気持ちになるし、負けていれば今度こそと、無理な取引を仕掛けがちになります。
また、レバレッジをきかせていることで勝ちも負けも大きくなりがちで、お金は下手するとあっという間になくなります。
しかもFXは基本24時間、インターネットできるので、仕事中でも仕事が手につかなくなる人も出てきます。
株もFXもパチンコ屋のようにその場所にいかなくてもできるのは、便利だけど、ハマる要素の一つにあります。
もしやるなら中長期的な取引を前提にしておかないと、単なるギャンブルと同じだと私は思います。
競馬や競輪などは？
開催日が限られているので、まだハマりづらいのではと思います。事前に新聞記事やネットで情報を集め、分析して当日に臨む。他のギャンブルよりはまだハマりづらいのではと私は思います。
だけど、万馬券を当てて、勝った金額の100倍、1000倍の利益が出ることもあり、夢中になる可能性はありますよね。私はあまり当たらなかったので、楽しいとは思えずに、ほぼやらずに済みました笑
ただ、馬券売り場によくいる、貧乏そうなおじさんを見れば、競馬で夢を追い続けることがいいのか悪いのか、わかるかもしれません笑笑
少額で遊んでいるうちはいいですが、掛け金はいくらでも上げられるので要注意です。
麻雀
人との勝負、読み合いなど違った面白さがあります。だけど、最近あまり聞かなくなりましたが「徹マン」という徹夜で麻雀するという言葉もあります。勝っても負けてもやりたくなる。やり始めると毎日やりたくなる。そういう中毒性はありますね。
遊べるレートで楽しんでいるなら、、、という気はしますね。
まとめ
ギャンブルは基本は負けるものと思うのが安全です。胴元が必ず儲かるんですから。パチンコもスロットもお店が勝ち、客が負けるから成り立つわけです。競馬や競輪だって手数料を数十%引かれたうえで配当が決められているわけで、スタートラインに立ったところですでに負けから始まっているのです。
麻雀は仲間内で人の家でやっているならともかく、場店でやるなら場代を取られます。
株やFXも手数料が取られます。手数料無料でも買いと売りの値段に差があり、それが実質の手数料となっていたりします。
ただ、麻雀や株、FXはまだパチンコや競馬などよりも、胴元にピンハネされる手数料が少ない分、その点でたけでいえば、勝てる可能性は高いのかもしれません。
ただ、どのギャンブルも勝った時の快感は忘れられず、もっともっとやりたいとなり、お金がなくなるまでやり続けてします。それがギャンブルの恐ろしいところです。
頭ではわかっていても、なかなか抜けられません。麻薬と同じなのかもしれませんね。知ってはいかない世界、足を踏み得れたらなかなか抜け出せない世界。僕はそう思います…
